News

貫型枠

現在、弊社加工場では、これから入場する現場の型枠加工に苦労しています。
外壁がほぼ全面に木目模様のつく打放仕上げ「貫型枠」。ほとんど経験が無いため、試行錯誤しながら作り上げています。

微妙なすき間調整

普段はコンパネを加工している大工ですが、こういう貫型枠も出来ます!
板の木目やすき間が打放コンクリートに転写され味が出るのですが、継ぎ目はあくまでランダムに。さらに材料もムダにならないように、考えながら作っていきます。

貫というよりサイズは胴縁です

薄い下地板に貫(胴縁)を1本ずつ貼り付けていきます。この量を1本ずつ、、、
これひと山では終わりません。普段と比べれば、かなりの作業量です。

ランダム試作1号
弊社社長も様子を見に来ました

社長も部長も出来上がりを気にして、毎日チェックしに来ています。
部長のキビシイ指導の下に、皆でせっせと加工中!

増産中

貫型枠を作り始めたら、いろいろと縁が巡りめぐり、松前町産の杉板を入手することも出来ました。実は弊社では、この杉板を使って新しい取り組みが始動中。
ウッドショックで木材価格が高騰している昨今、なんともありがたい事です。

木目がきれいです

コンパネがまだ無い時代は杉板型枠工法が当たり前だったそう。現在は美しい木目を装飾とする使い方をされています。
私が加工するわけではないですが、、、経験値UPのため、会社として杉板型枠工法もやってみたいし、函館で広めていきたいと思っています。

積算☆tm

一覧へ